MMIJ Annual Meeting 2018

Presentation information

企画講演

包括的な資源利用の高効率化に向けて

Wed. Mar 28, 2018 9:50 AM - 12:00 PM Room-3 (.)

司会:村上 進亮(東京大学)

10:00 AM - 10:15 AM

[2304-11-02] Significance of physical separation for utilization of difficult-to-treat resources

○Chiharu Tokoro1 (1. Waseda university)

司会:村上 進亮(東京大学)

Keywords:dismountling, grinding, physical separation

IoT時代における新製品や新サービスが考案される中、都市鉱山とされる対象の質も量も少しずつ変化している。さらには、リハービッシュやリマニュファクチュアリングといった多種多様なリユースサービスが推進されるようになれば、リサイクリングすべき対象のバランスもまた変化する可能性が高い。そのような中で、天然鉱石は少しずつ難処理化することが予想される。
物理選別は、回収から製錬にいたる間の前処理あるいは中間処理として位置づけられ、解体、破砕・粉砕、物理あるいは物理化学的な分離濃縮操作から成る。上述のように資源が難処理化し、多種多様化する時代にあっては、物理選別における工夫によって可能な限り有用な成分は分離濃縮し、有害元素等の忌避元素を取り除いた上で製錬へ供給することが、対象を経済的に資源として利活用するためにますます重要視されている。
本発表では、上述のような背景から、包括的に資源を利活用するための物理選別の役割と、それぞれの単位操作の特徴を、いくつかの例を交えながら概観する。

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