MMIJ Annual Meeting 2018

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一般講演

資源開発技術・岩盤工学

Thu. Mar 29, 2018 9:00 AM - 11:45 AM Room-2 (.)

司会:加藤 昌治(北海道大学),齊藤 貢(岩手大学)

11:30 AM - 11:45 AM

[3201-10-10] The estimation possibility of reservoir property from micro seismic wave caused by fluid flow

○Akitomo Watanabe1, Hitoshi Mikada1, Junichi Takekawa1 (1. Kyoto univ.)

司会:齊藤 貢(岩手大学)

Keywords:Passive seismic, LBM

近年、石油生産現場においてPassive Seismic Emission Tomography Method (PSET)の適用が進んでいる。PSETは石油生産に伴って貯留層内で生じる微小地震波を長期間に渡って観測したデータを利用し、貯留層内の性状を推定する手法である。しかしながら、石油生産現場における現在のPSETの利用法は流体の流れているであろう領域を推定するに過ぎない。本研究は、PSETで用いる微小地震波は流体流動に起因しているため、流体や貯留層の流路形状等の情報を含んでいると仮説を立て、その推定可能性を数値実験により検証した。格子ボルツマン法を用いて貯留層内のスロートを流れる水油二相流をシミュレーションし、流体流動によって生じる微小地震波を計測した。流体パラメータ及びスロート形状を変化させ、それぞれのケースで得られた地震波形のランニングスペクトルを比較したところ、PSETにおいて貯留層の流動域を推定するのみならず内部性状も推定できる可能性があることが示唆された。

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