資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

企画講演

非鉄金属製錬における産学連携の推進(2)

2018年9月10日(月) 15:40 〜 17:40 第2会場 (A棟 1階 A12講義室)

司会:岡部 徹(東京大学)

16:50 〜 17:25

[1209-11-03] 共同研究部門発足と今年度の予定

○打越 雅仁1 (1. 東北大学)

司会:岡部 徹(東京大学)

キーワード:産学連携、共同研究部門、人材育成、非鉄金属製錬

東北大学多元物質科学研究所は、住友金属鉱山株式会社と共同で2018年4月に共同研究部門「非鉄金属製錬環境科学研究部門」を設置した。昨今の状況を省みると、資源ナショナリズムの高まり、鉱山の高地化・奥地化など、資源確保はさらに困難になりつつある。鉱石品位の低下、忌避不純物の増加などの課題も山積している。このような難問を解決するためには、技術革新と、それを担う優秀な技術者が必要である。しかし、資源・製錬を専門とする学部・講座・教授の数は近年激減し、非鉄金属製錬技術者の枯渇の恐れがある。本研究部門は、以上のような課題、特に優秀な人材供給に取り組むことを目的とする。共同研究部門では、非鉄金属製錬全般にわたり広く認識されている課題を共同研究テーマとして設定し、成果を一般に公開する。多元物質科学研究所内に設置された「金属資源プロセス研究センター」と密接に連携を取り、研究の一端を大学生・大学院生に担ってもらい、非鉄金属製錬への理解を促し、興味を持ってもらう。加えて、各企業のご協力を得て、学生向けセミナーを開催し、現場技術者の方々を講師として招聘し、非鉄金属製錬の“今”についてご講義いただく。今年度は、このような啓蒙活動の他、秋に企画委員会、年度末に研究成果報告会を予定している。企画委員会では、関係各位にご出席いただき、本共同研究部門の研究および方向性についてご意見を賜り、次年度以降の活動の糧としたい。本講演では、以上の取り組みについて紹介する。

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