資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

企画講演

最近の採掘技術に関するトピック(3)

2018年9月10日(月) 11:20 〜 12:20 第3会場 (A棟 1階 A13講義室)

司会:島田 英樹(九州大学)

11:40 〜 12:00

[1307-09-02] 機械掘削により整形した残壁の健全性評価

○岡本 泰彦1、桑本 浩1、正代 知幸2、辻本 康平2 (1. 奥村組土木興業株式会社、2. 宇部興産株式会社)

司会:島田 英樹(九州大学)

キーワード:岩盤切削機、残壁、石灰石鉱山

鉱山では、発破掘削を行うことが主流であるが、掘削面の安全に関する問題から安定性に余裕を持たせるベンチ角の設定が必要となり、資源の有効活用が行えていない状況である。また、鉱山資源の有効の最大利用の観点などから、ベンチ角を急傾斜化し、犬走りを最小化することが望まれる。このため、超硬ビットを取り付けた回転ドラムにより連続的に掘削が行える岩盤切削機を導入することにした。岩盤切削機による仕上げ面は、発破と比較して、きれに整形されており、破砕エネルギーが発破と比較して小さいこともあり、大きな亀裂や想定の領域を超える崩壊を生じさせないなどの効果が確認された。しかし、これまで、仕上げ面(残壁)の健全性についての評価が行われたことがなかった。岩盤切削機の導入により、発破および岩盤切削機による仕上げ面について、評価することにした。評価方法として、レーダー探査、弾性波探査、赤外線カメラを用いた。3つの方法では、発破箇所と比較して健全性が高いことが確認された。

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