資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

企画講演

建設用原材料の評価・利用技術および脱水ケーキ等の未利用資源の活用(2)

2018年9月10日(月) 15:00 〜 16:35 第4会場 (A棟 2階 A21講義室)

司会:鴨志田 直人(岩手大学)

15:20 〜 15:40

[1404-05-02] ミクロ繊維シートを用いた砕石飛散粉じん多点モニタリングセンサーシステムの構築

○齊藤 貢1 (1. 岩手大学)

司会:鴨志田 直人(岩手大学)

キーワード:ミクロ繊維シート、砕石粉じん、モニタリングセンサー

骨材を精算する砕石場が抱える環境問題の一つに“飛散粉じん”がある。砕石場から発生する粉じんには、岩石破砕時に飛散するものや、製品運搬時に巻き上げられるものなど多岐に及んでいる。大量に発生するこれらの粉じんは、砕石場内および周辺地域へ飛散し作業従事者の健康だけでなく、地域住民の健康や生活環境にも影響を与える可能性がある。現状行われている飛散粉じん測定は、定期的に定点測定するのが精一杯で、多岐にわたる粉じん発生源近傍で飛散粉じん状況を多点でリアルタイム測定することは、人的・経済的にも困難である。そこで本研究は、ミクリ繊維シートと小型マイコンで構成されたモニタリングセンサーを開発し、複数台のモニタリングセンサーによる砕石場内ネットワークシステムの構築について検討した。
モニタリングセンサーは、ミクロ繊維シートへの粉じん吸着の程度によって変化する光透過量を太陽光パネルの起電力変化量で評価する原理を採用し、複数台作成したモニタリングセンサー精度が一致していること、モニタリングデータの同時無線通信が可能であることが確認された。

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