MMIJ 2018,Fukuoka

Presentation information (2018/07/31 Ver.)

企画講演

粉体精製工学への熱い想い(1)

Mon. Sep 10, 2018 9:40 AM - 10:30 AM Room-7 (Fl.2.,Build. A. A25)

司会:所 千晴(早稲田大学)

9:45 AM - 10:30 AM

[1701-01-01] The Excitement of Developing Advanced Mineral Processing Technologies

○Masami Tsunekawa1 (1. Hokkaido university)

司会:所 千晴(早稲田大学)

Keywords:Ore dressing, Mineral processing, Flotation, Jig separation, Innovation

旧石器時代から・・銅・青銅器時代・・鉄器時代・・を経て今に至るまで,文明の発展を支えてきたものは,地殻中の資源を選別する技術である。これは湿式比重選別が主な頃に「洗鉱」と呼ばれ,磁選,浮選などの導入に伴い「選鉱」となり,対象が鉱石以外のものにも拡がると「鉱物処理」や「粉体精製」と言われるようになった。基軸に物質の諸性質の差を利用した物質―物質間の分離があり,有用物の分離精製の時には「資源処理技術」として,有害物質の除去の時には「環境保全技術」として活用され,いつの時代も諸科学の知見を基盤に周辺技術を融合しイノベーションを生むことで進化してきた。学生時代に筆者は,「選鉱学」が持つこのような特徴と発展の歩みに惹かれて,これを「専攻」することになり,以来40数年に及ぶ研究生活をその魅力に取りつかれて過ごした。
講演では,著者が浮選,ジグ選別などの研究を通して基礎・応用研究,実用化,イノベーションなどで経験したこと,考えたこと,その面白さなどを述べる。今後,「粉体精製工学」がもっと進化すると,どんな呼称になるのだろう?人類の持続可能な発展にどう貢献するのだろう?時にはそんな夢を語り合いたい!

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