15:45 〜 16:00
[1714-16-01] バイポーラ膜電気透析法を用いたヒ素含有水溶液からのヒ素の除去・濃縮
司会:松岡 光昭(関西大学)
キーワード:廃水処理、ヒ素の除去と濃縮、バイポーラ膜電気透析法
ヒ素は人体に対して強い毒性を示すことから、国内では環境省により環境(排水)基準値が設定されており、EUにおいてはREACH規則の対象物質にも指定されている有害かつ水質汚染の原因とされている物質の一つである。廃水中に含まれるヒ素をより効率的に除去すると共に、濃縮も実現することができる新規技術の開発が求められている。そのため本研究では、ヒ素を含有した廃水からのヒ素の除去・濃縮技術としてバイポーラ膜電気透析法に着目した。電気透析実験によりヒ素の除去と濃縮を同時に実現することが可能であることを確認するとともに、共存イオン、処理水と濃縮水の体積比がヒ素の除去・濃縮に与える影響を検討した。さらに、電流効率の算出やヒ素の除去・濃縮に必要とされる電力コストの試算を行った。
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