MMIJ 2018,Fukuoka

Presentation information (2018/07/31 Ver.)

一般講演

環境・リサイクル(5)

Mon. Sep 10, 2018 4:45 PM - 5:45 PM Room-7 (Fl.2.,Build. A. A25)

司会:芳賀 一寿(秋田大学)

4:45 PM - 5:00 PM

[1717-20-01] Silver clay adjustment capable of sintering at low-temperature

○Tomoyuki Tawara1, Hitoshi Ohya1, Akiyoshi Ayathugi2, Kinya Hirabayashi2, tomoaki kashukawa2 (1. THE UNIVERSITY OF KITAKYUSHU, 2. Aida Chemical Industries Co., Ltd.)

司会:芳賀 一寿(秋田大学)

Keywords:particle size distribution, porosity, shrinking rate, strength, the firing temperature

金属材料のリサイクルは、循環型社会の創出が言われて以来、各分野でその技術開発が行われてきた。家電や自動車分野でも金属のリサイクル率は大幅に向上した。さらに、リサイクル率を向上させるには、回収した素材の高品位化が必要となり、最近では、回収素材の高品位化技術開発が盛んとなっている。
 相田化学工業(株)では、銀の再生商品として、「アートクレイシルバー(銀粘土)」がある。「アートクレイシルバー」とは、微粒子化した銀を粘土状にすることで、シルバーアクセサリーを手軽に作成可能にした素材で、650℃で焼成可能である。しかし、焼成温度を250℃まで下げることが出来れば、家庭用オーブンでシルバーアクセサリーが作れて、市場の拡大に繋がる。
 本研究では、従来の焼成温度650℃より低い温度で銀粘土が焼成できないか試みる。そのために、商品で使用する粒子径の異なる粗粒子、微粒子からなる銀粘土を作成し、バインダー量に対する空隙率、収縮率、強度を測定する。さらに、新たに微粒子より粒子径が小さい0.8μ粒子を加えて研究を行う。そして、650℃以下で焼成しても従来の物性を維持した銀粘土が作れないか、粒子分率や作成・焼成時の条件を変えて調べる。

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