15:55 〜 16:15
[1806-12-07] 石炭鉱山における人工湿地方式を用いた坑廃水処理の実導入事例に関する現状と課題
司会:岨中 真洋(独立行政法人石油・天然ガス金属鉱物資源機構)
キーワード:坑廃水処理、パッシブトリートメント、人工湿地、石炭鉱山
JOGMECでは平成25年度より当時の独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から石炭経過業務を継承したことを受け、NEDO旧保有鉱区の管理業務を行っており、旧保有鉱区の炭鉱における坑廃水に対する坑廃水改善対策業務を推進している。
一般的に炭鉱からの坑廃水は酸性で鉄やアルミニウム等を含んでいる場合が多く、金属鉱山と同様に薬剤添加による中和及び金属除去等の坑廃水処理が必要である。旧保有鉱区であるA炭鉱の坑廃水(pH 6.3、Fe20 mg/L)においては、平成19年から水量・水質調査及び現地実証試験を行い、薬剤添加や機械曝気等といったアクティブ処理と比べて処理費用の大幅な削減が期待されている“自然力活性型”坑廃水処理(パッシブトリートメント)を検討した。その結果をもとに、人工湿地方式を採用した坑廃水処理施設を建設し、平成28年から稼動している。本報告では、当該施設で実施している人工湿地方式による坑廃水処理の現状と課題について報告する。
一般的に炭鉱からの坑廃水は酸性で鉄やアルミニウム等を含んでいる場合が多く、金属鉱山と同様に薬剤添加による中和及び金属除去等の坑廃水処理が必要である。旧保有鉱区であるA炭鉱の坑廃水(pH 6.3、Fe20 mg/L)においては、平成19年から水量・水質調査及び現地実証試験を行い、薬剤添加や機械曝気等といったアクティブ処理と比べて処理費用の大幅な削減が期待されている“自然力活性型”坑廃水処理(パッシブトリートメント)を検討した。その結果をもとに、人工湿地方式を採用した坑廃水処理施設を建設し、平成28年から稼動している。本報告では、当該施設で実施している人工湿地方式による坑廃水処理の現状と課題について報告する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください