資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

若手ポスター発表

資源開発技術(1)

2018年9月11日(火) 13:15 〜 14:15 ポスター会場 (A棟 1階 A14・A15講義室)

13:15 〜 14:15

[PY-15] ミャンマー坑内掘り金鉱山における採掘跡の影響を考慮した充填式採掘法適用時の安定性に関する基礎的研究

○江藤 創平1、ナウン ナウン1、笹岡 孝司1、濱中 晃弘1、島田 秀樹1、船津 貴弘1、Wahyudi Sugeng1、一ノ瀬 政友2 (1. 九州大学、2. 都市基盤・環境・資源センター)

キーワード:充填式採掘法、採掘跡、金鉱山、保安鉱柱

ミャンマー中央部に位置するModi-Taung金鉱山では,上向き充填式採掘法により採掘が行われている。本鉱山では浅部における鉱床の採掘が過去に実施されていたが,通常充填されるべき採掘跡が空洞である,もしくは充填が不十分であるといった報告が挙げられている。また,採掘対象が深部へ移行しているが,その開発にあたり採掘跡の影響を考慮した採掘設計が求められている。
 本研究では,上部に採掘跡が存在する場合において,採掘空洞天盤の安定性を維持するために鉱床の一部を鉱柱として残すバリアピラーの適用を考慮し,本鉱山の地山条件下において採掘跡が採掘空洞天盤に与える影響に関して数値解析を用いて検討した。その結果,採掘跡の状態によって採掘空洞天盤の安定性に与える影響が異なるため,採掘跡の状態を考慮したバリアピラーの設計を行うことが肝要であることが分かった。

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