2:15 PM - 3:15 PM
[PY-36] Oxidation and immobilization of arsenite at moderate temperatures
Keywords:arsenite, oxidation, immobilization, bioscorodite
近年、鉱石中のヒ素(As)品位の上昇に伴い、製錬廃液中に溶存する高毒性の亜ヒ酸 (H3AsO3; As(III))の処理が問題となっている。ヒ素不動化形態の中でもscorodite (FeAsO4·2H2O)は高密度・高安定・低鉄要求性という利点がある。本研究では、scorodite生成がより難しくなる中温・低As濃度領域にて、酸化剤添加を伴わない微生物学的反応を介したAs(III)酸化・不動化を試みた。耐酸性As(III)酸化細菌Thiomonas cuprina Hö5 (最適pH 3.0-4.0, 30-36˚C) および超好酸性Fe(II)酸化細菌Acidimicrobium ferrooxidans ICP (最適pH 2.0, 48˚C) それぞれを各stepで用いた2 step反応では、反応に時間を要するものの最終的には45˚C, pH 1.5でbioscoroditeが生成した。この結果に基づき、次はこれらの微生物2株を互いの生育許容範囲内にてmixed culturesとし(pH 2.5, 35˚C)、 1 step反応として非結晶性鉄ヒ素沈殿を回収、その後の濃縮処理等によるscorodite化を試みた。
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