MMIJ 2018,Fukuoka

Presentation information (2018/07/31 Ver.)

若手ポスター発表

環境(2)

Tue. Sep 11, 2018 2:15 PM - 3:15 PM Poster (Fl.1.,Build. A. A14/A15)

2:15 PM - 3:15 PM

[PY-50] Oxidation of arsenite using sonochemical reaction and electrochemical reaction

○Miyaki Ohta1, Hirokazu Okawa1, Takahiro Kato1, Katsuyasu Sugawara1 (1. Akita University)

Keywords:sonochemical reaction, electrochemical reaction, arsenite, hydroxyl radical, oxidation

ヒ素は人体に有害であるため、廃水中に含まれる場合には除去が必要である。廃水中のヒ素は亜ヒ酸[As(III)]とヒ酸[As(V)]の形態で存在するが、As(V)の方が毒性は低く、また水酸化鉄による除去率も高い。そのため、安全と除去効率を考慮した場合、廃水中のAs(III)をAs(V)に酸化することが望ましい。亜ヒ酸の酸化方法の一つに、超音波照射により溶液中で生成するOH・を用いる方法がある。OH・の酸化還元電位 E0 = 2.38 V vs. SHEはAs(III)の酸化還元電位 E0 = 0.67 V vs. SHEより高いためAs(V)への酸化が可能である。しかし、OH・がその二量体である過酸化水素を形成すると、低pHにおいてAs(III)の酸化速度が低下する。そのため、超音波を用いてAs(III)を酸化するにはある程度の時間が必要となる。そこで本研究では、電気化学反応を用いて生成した過酸化水素を再びOH・に戻し、As(III)の酸化に寄与するOH・量を増加することで、超音波照射におけるAs(III)の酸化速度を向上させることを検討した。

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