MMIJ 2018,Fukuoka

Presentation information (2018/07/31 Ver.)

一般講演

湿式素材プロセッシング・新材料(1)

Wed. Sep 12, 2018 10:30 AM - 12:00 PM Room-1 (Fl.1.,Build. A. A11)

司会:佐々木 秀顕(愛媛大学)

11:15 AM - 11:30 AM

[3101-06-04] In-situ infrared spectrometry for CO2 reduction reaction on Pt and Pt oxide electrodes

○Keisuke Ohkubo1, Hiroki Takahashi1, Masami Taguchi1 (1. Akita University)

司会:佐々木 秀顕(愛媛大学)

Keywords:CO2 electroreduction, In-situ infrared spectrometry, Pt oxide electrode

大気中のCO2濃度は年々上昇し,この地球温暖化ガスに関係する問題は過酷な異常気象として顕在化している.そのため,火力発電所や工場から排出されるCO2を削減することは喫緊の重要案件である.さらに,これらの発生源でCO2を電気化学的に還元することは,問題の解決にきわめて有効と考えられる.以前の研究では,H2SO4溶液中におけるCO2電解還元に対するPtおよびPt酸化物の触媒活性を調査し,Pt酸化物電極の触媒活性がPt電極のそれに比してきわめて高いことが明らかにされた.本研究では,その原因を解明するために,赤外分光法を用いてPtおよびPt酸化物電極上でのCO2還元反応のその場測定を実施した.Pt電極ではCO2電解還元時に表面吸着種としてCOが観測された.これに対し,Pt酸化物電極ではHCOOが検出された.Pt触媒上の吸着COはCO2還元の抑制剤つまり触媒毒として働く.それゆえ,Pt酸化物電極が優れたCO2電解還元活性を示す原因として,Pt電極との反応素過程の相違が推察された.

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