11:00 〜 11:15
[3207-12-02] 温度300°Cから400°C程度のヨウ化物溶融塩中におけるチタンの電解析出
司会:夏井 俊悟(北海道大学)
キーワード:チタン、製錬プロセス、ヨウ化物、溶融塩電解
耐食材料としての需要が高いチタン(Ti)の板材および箔材には、生産コストや加工コストが高いという課題がある。そこで、当研究室では溶融塩電解によってTiの板・箔を低コストで直接製造するプロセスを提案しており、過去にはチタン塩化物を添加した500°C程度の塩化物溶融塩中で平滑な電析Tiを得ることに成功した。一方で、アルカリヨウ化物は一般的に融点が低く、500°Cよりもさらに低い温度での電解も期待できる。低温電解は、連続化に向けた設備の点、さらに、電極基材の選択性、電解槽の保温の点で、有利であると考えられる。そこで本研究では、低温溶融塩電解によるTiの板・箔の製造を目指し、まずは300°Cから400°C程度のヨウ化物溶融塩中でアノードにTiを用い、カソード上でのTiの電析を試みた。
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