3:50 PM - 4:20 PM
[3309-15-06] Studies of Well Stimulation Approaches to Siliceous Shale Reservoir in Japan
司会:陳 友晴(京都大学)
Keywords:siliceous shale, well stimulation
珪質岩はカリフォルニア西海岸のモンテレー層、サハリンのダイフリン層および東北日本の女川層に代表されるように環太平洋エリアに広く分布すると共にタイトオイルリザーバーとして非常に高いポテンシャルを有していることが知られている。しかしながら、シェール開発の中心地である北米に分布するモンテレー層の開発は、現状、足踏み状態にある。モンテレー層開発の遅延要因の一つは効果的な坑井刺激手法が見出せていない点にある。つまり、シェール開発の中核技術である水平井多段フラクチャリングはモンテレー層珪質岩に対して必ずしも有効で、且つ、経済的な坑井刺激とはなっていない。本報告では、秋田県にある女川層珪質岩貯留層に対して適用された2種類の坑井刺激手法(水平井多段フラクチャリングと酸刺激)の結果を検討する。特に酸刺激結果の解釈に関しては数値シミュレーションによりその妥当性を評価する。これらの検討から、女川層珪質岩に対する効果的な坑井刺激手法としてプロパント・フラクチャリングとアシッド・フラクチャリングを組み合わせたハイブリッド坑井刺激手法を提案する。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください