資源・素材2018(福岡)

講演情報(2018年7月31日付 確定版)

企画講演

水圧刺激・水圧破砕技術の最新動向(2)

2018年9月12日(水) 13:00 〜 17:00 第3会場 (A棟 1階 A13講義室)

司会:陳 友晴(京都大学)

15:50 〜 16:20

[3309-15-06] 本邦珪質岩貯留層を対象とした坑井刺激手法の検討

○玉川 哲也1 (1. 石油資源開発株式会社)

司会:陳 友晴(京都大学)

キーワード:珪質岩、坑井刺激

珪質岩はカリフォルニア西海岸のモンテレー層、サハリンのダイフリン層および東北日本の女川層に代表されるように環太平洋エリアに広く分布すると共にタイトオイルリザーバーとして非常に高いポテンシャルを有していることが知られている。しかしながら、シェール開発の中心地である北米に分布するモンテレー層の開発は、現状、足踏み状態にある。モンテレー層開発の遅延要因の一つは効果的な坑井刺激手法が見出せていない点にある。つまり、シェール開発の中核技術である水平井多段フラクチャリングはモンテレー層珪質岩に対して必ずしも有効で、且つ、経済的な坑井刺激とはなっていない。本報告では、秋田県にある女川層珪質岩貯留層に対して適用された2種類の坑井刺激手法(水平井多段フラクチャリングと酸刺激)の結果を検討する。特に酸刺激結果の解釈に関しては数値シミュレーションによりその妥当性を評価する。これらの検討から、女川層珪質岩に対する効果的な坑井刺激手法としてプロパント・フラクチャリングとアシッド・フラクチャリングを組み合わせたハイブリッド坑井刺激手法を提案する。

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