MMIJ 2018,Fukuoka

Presentation information (2018/07/31 Ver.)

企画講演

資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング(2)

Wed. Sep 12, 2018 10:30 AM - 11:50 AM Room-4 (Fl.2.,Build. A. A21)

司会:桑谷 立(JAMSTEC)

11:10 AM - 11:30 AM

[3404-06-02] Spatial distributions and correlation of permeability and Schmidt Hammer rebound value measured in a rock mass around a fault

○Koki Kashiwaya1, Junya Okajima1, Taiki Kubo1, Kai Sato1, Yohei Tada1, Katsuaki Koike1 (1. Kyoto University)

司会:桑谷 立(JAMSTEC)

Keywords:Fault, Permeability, Rebound value, Granite

地球資源の探査・開発や地下空間の適切な利用を図る上で,岩盤における様々な物性の空間分布を把握することが求められる。断層は岩盤の物性に不均質さを生じさせ,例えば熱水鉱床の生成や,油・ガスの移動と貯留など,様々なプロセスに関わる。そのため,断層が周辺岩盤の物性に及ぼす影響の空間的範囲や度合いを明らかにし,適切にモデル化することができれば,地殻における物質の移動や濃集,あるいは断層を含む岩盤の挙動に関する予測を高精度化できるものと考えられる。本発表では,断層周辺岩盤の物質移行に関係する指標として浸透率に,力学的特性に関係する指標としてシュミットハンマー反発度に着目した。岐阜県東濃地域に分布する主立坑断層周辺の花崗岩を対象に行った浸透率と反発度の測定結果に基づいて,断層からの距離に応じたこれら物性の変化や,浸透率と反発度の相関などを示し,このような空間分布や相関が生じたメカニズムについて議論する。

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