包括的な資源利用の高効率化に向けて

[3701-04-02] Study of useful metal and chemorepellents for recycling included in the municipal waste

○YASUYUKI ISHIDA¹, TAKASHI HANADA¹, KOTARO SHIMIZU² (1. TAIHEIYO CEMENT CORPORATION, 2. Mitsubishi UFJ Research and Consulting Co.,Ltd.)

司会:村上 進亮(東京大学)

Keywords:urban mining, useful metals, Precious metals , chemorepellent, recycling

1980年代より都市鉱山と提唱されているように、都市ごみ中には金銀などの貴金属を含む有用金属が含有していることが知られており、近年、資源回収の技術が進む中で、貴金属も回収されつつある。また一方で、廃棄物、副産物等は様々な産業で活用され、カスケードに資源化されているが、資源化には様々な阻害要因があると言われている。著者らは、モデル地域を設定し、これらの廃棄物等に含まれる、有用金属の賦存量を推計するとともに、各産業で資源化する際に、阻害要因となる物質の調査を行った。ここに報告する。