11:30 〜 11:45
[3804-07-03] パイロットプラントによる選鉱技術開発
司会:三木 一(九州大学)
キーワード:選鉱、中規模試験設備、浮選、銅鉱物
住友金属鉱山株式会社では愛媛県にある新居浜研究所にて新規開発および既存JV鉱山を対象とした選鉱技術開発を行っており、実験室規模の試験結果から経済性に優れた選鉱処理やフローの改善の提案をしている。しかし、実験室規模の試験結果は実鉱山との処理量や設備の規模が大きく異なるため、実鉱山の成績が実験室規模で得られた成績と異なる場合が多い。これに対し、国外には多量の鉱石を使った試験が可能なパイロットプラントを有する研究機関が存在し、その試験結果を反映させた新規鉱山建設や既存鉱山の改善が行われているが、国内には類似したパイロットプラントがない。また、国外の研究機関に試験を依頼することには時間的な制限などいくつかの課題も存在する。そこで、住友金属鉱山株式会社では迅速に選鉱技術開発に取り組むため、時間当たり100kg/hr程度の鉱石で連続的に選鉱試験が可能なプラントを立ち上げた。本報告ではプラントの立ち上げや選鉱操業成績の再現および活用について紹介する。
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