MMIJ Annual Meeting 2019

Presentation information (2019/01/23 Ver.)

企画講演

資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング

Wed. Mar 6, 2019 1:00 PM - 2:45 PM Room-1 (Fl.3.,Build. 6. 631)

司会:桑谷 立(海洋研究開発機構)、木崎 彰久(秋田大学)

1:05 PM - 1:20 PM

[1K0101-06-01] Onsen Scale Removal with Super Sonic Horn

○Akihisa Kizaki1, Sato Ryu1, Imai Tadao1 (1. Akita University)

司会:桑谷 立(海洋研究開発機構)、木崎 彰久(秋田大学)

Keywords:Scale removal, Super sonic horn, Cavitation

坑井内の温泉スケールを超音波技術により破砕除去する方法の開発を目的として、超音波ホーンにより生ずるキャビテーションならびに超音波ホーンの振動によるスケールの切削性について基礎的な調査を行った。試料には、長崎県雲仙市小浜温泉で採取された温泉スケールおよび実験室で製作した石膏を用いた。温泉スケールは源泉直上の配管から採取したものであり、スケールの成長方向および垂直方向にそれぞれ切り出して試験に供した。石膏については、石膏対水比を変化させて強度の異なるものを用意した。超音波ホーンを試料から離した無載荷条件と接触させて荷重を加えた載荷条件での実験を行った。無載荷の場合は、ホーン先端と試験片の距離を1mm とした。試料容器内を水で満たし、ホーン荷重、ホーン出力、壊食時間を変化させて壊食実験を行った。無載荷条件では温泉スケールの壊食はごくわずかであったが、載荷条件では、荷重に関わらず出力増加に伴い壊食深さが増加することが確認された。したがって、超音波ホーンを用いた温泉スケール除去においては、超音波ホーンをスケールに接触させる条件が有効であることが分かった。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password