MMIJ Annual Meeting 2019

Presentation information (2019/01/23 Ver.)

企画講演

資源探査に関する研究の動向と大規模データプロセッシング

Wed. Mar 6, 2019 1:00 PM - 2:45 PM Room-1 (Fl.3.,Build. 6. 631)

司会:桑谷 立(海洋研究開発機構)、木崎 彰久(秋田大学)

1:35 PM - 1:50 PM

[1K0101-06-03] Extraction of high potential zones of geothermal resource by regional analyses of topographic data and spectral reflectance images

○Taiki Kubo1, Ahmad Ali Syafi’i2, Hiroaki Gonnokami1, Shunsuke Esaki1, Arie Naftali Hawu Hede2, Mohamad Nur Heriawan2, Katsuaki Koike1, Sudarto Notosiswoyo2 (1. Kyoto University, 2. Institut Teknologi Bandung)

司会:桑谷 立(海洋研究開発機構)、木崎 彰久(秋田大学)

Keywords:digital elevation model, fracture, geothermal resources, Indonesia, remote sensing

火山国である日本や急速な発展を続けているインドネシアにとっての貴重な埋蔵資源であり,今後一層の活用が期待される地熱資源であるが,開発可能地を特定するための探査コストを含む開発リスクの大きさが開発の妨げとなっているという課題が存在する。

筆者らを含む京都大学・バンドン工科大学の研究チームは,2016年よりインドネシア西ジャワ州に位置するWayang Windu地熱エリアを対象として,探査コストの削減を目的とした複合的な地熱資源探査技術の開発を行っている。本学会においても,これまでの成果の一部として地中ガス中のラドン濃度のモニタリング測定や,ASTER衛星データを用いた熱水変質鉱物の分布推定の結果を報告している。本発表では,新たにハイパースペクトル(Hyperion)データや,高解像度DEMに基づく広域解析を実施し,これらによって得られた結果から対象地域の地質的特徴について議論する。さらに現地の調査データを統合することによって,今後の開発に適した地熱資源有望地の抽出を試みた。

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