MMIJ Annual Meeting 2019

Presentation information (2019/01/23 Ver.)

春季学生ポスター発表

高温素材プロセッシング

Thu. Mar 7, 2019 3:50 PM - 5:20 PM 高温素材プロセッシング (Fl.1.,Build. 6.)

3:50 PM - 5:20 PM

[2P0137-46-03] Effect of metal oxide addition on crystallization and elution behavior of heavy metals in copper slag

○Chika Ohnishi1, Hiromichi Takebe1 (1. Ehime university)

Keywords:Copper slag, Crystallization, Elution, Lead, Arsenic

現在、銅スラグはコンクリート用骨材やセメント原料等として有効利用するため、水冷することで粒状に固化されている。しかし、その際にはヒ素や鉛といった重金属の溶出性が問題視され、環境省告示第19号で定められた含有量試験(1N HClに対する溶出量)について基準値を満たすことが求められる。銅スラグは含有量試験において基準値を満たしていないが、徐冷して結晶化させることで溶出量を基準値以下まで抑えられることが過去の研究でわかっている。しかし、徐冷での処理はスラグを粒状にできないため、有効利用に不向きである。そこで本研究では、溶出量を抑制したうえで粒状のスラグを得るために、スラグを水冷のまま結晶化させ、溶出量を抑えることを目的とした。結晶化の方法として、添加物によるスラグの成分調整を行い、結晶構造および溶出量の変化を調べた。添加物としては、スラグの主成分であるFe, Al, Caの酸化物を用いた。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password