1:00 PM - 1:15 PM
[3K0111-25-01] A comparative study on ethereal compounds for Au(III) extraction from acidic chloride media
司会:芳賀 一寿(秋田大学)、三木 一(九州大学)、 ドドビバ ジョルジュ(東京大学)、大島 達也(宮崎大学)
Keywords:Solvent extraction, Gold, Precious metal, ether, hydro
溶媒抽出法で塩酸系からAu(III)を抽出するプロセスでは、エーテル化合物であるジブチルカルビトール(DBC)が現在最も有力な抽出剤として用いられている。筆者らは近年、シクロペンチルメチルエーテル(CPME)がAu(III)の抽出能力を有することを見出した。他方、鎖長の異なる脂肪族鎖を側鎖に備えた芳香族エーテルのAu(III)抽出能力についても比較検討を進めている。本発表では、これらのエーテル化合物におけるAu(III)の抽出特性を比較し、Au(III)の抽出に有効なエーテル化合物の構造要件について比較するとともに、これらの化合物の基礎物性についても比較した。検討の結果、エーテル化合物の親水性/疎水性バランスと金の抽出容量に相関関係が見出され、抽出剤の水への漏出と金の処理量にはトレードオフの関係があることが示唆された。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください