MMIJ Annual Meeting 2019

Presentation information (2019/01/23 Ver.)

企画講演

鉱業史

Fri. Mar 8, 2019 1:00 PM - 5:00 PM Room-2 (Fl.3.,Build. 6. 632)

司会:久間 英樹(松江高等専門学校)、中西 哲也(九州大学)

3:15 PM - 3:45 PM

[3K0209-13-05] A Quantitative Analysis for The Sado gold-silve mine Byoubuzawa-mabu based on 3D Laser Scanning

○Hideki Kuma1, Hisao Fukuoka2 (1. Matsue National College of Technology, 2. Tokyo Denki University)

司会:久間 英樹(松江高等専門学校)、中西 哲也(九州大学)

Keywords:3D laser scanner, Mining ruins

佐渡金銀山では慶長9年(1604)、佐渡代官として大久保長安が任命されてから江戸幕府によって経営され鶴子銀山でも多くの御直山の間歩が開坑した。慶長期後半~元和期にかけて鶴子銀山は衰退へ向かったが、慶安年間(1648~1652)以降、山師秋田権右衛門によって屏風沢・仕出喜沢・松ヶ沢・百枚平を中心に再開発が行われた。
 本研究では種々の3次元レーザ測定機を用いて坑道内や坑道が散在する斜面形状を測定して採掘時の坑道周辺の様子や坑道の位置関係を明確にしてきた。この手法を用いて鶴子銀山屏風沢間歩群内ではこれまで2カ所の坑道調査を行った。その結果、一方は採掘距離約5mの露頭掘跡であることがわかった。他方は坑口から約25mに下向き坑道跡があることや断面形状が3角型や矩形型の枝坑が2カ所あることがわかった。今回これらに隣接する箇所で進入可能な𨫤追掘坑道が発見されたので同手法を用いて調査を行った。また坑道が散在する斜面形状の測定も行い地中内での坑道間の相関関係を求めたので報告する。

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