最近の採掘技術に関するトピック

[1K0201-08-08] The Seventh Report of Rock Seam Gas Committee

○Hiroyuki Matsumoto¹, Kagemi Uchida¹, Yoshiaki Suzuki¹, Yoshihiro Ito¹, Shuji Tamamura², katsuhiko Kaneko², Jun Aizawa³ (1. Kushiro Coal Mine Co., Ltd., 2. Horonobe Research Institute for the Subsurface Environment, 3. Fukuoka University)

Keywords:Kushiro Coal Mine, Rock Seam Gas Committee, Methane Gas, Stable Isotope Ratio, Microbial Origin

釧路コールマインと，資源・素材学会採掘技術部門委員会に設置された岩層ガス採掘小委員会では，釧路地方の白亜系を対象に，岩盤層内のメタンに関する調査を継続中である。引き続き、2018年度も，経済産業省資源エネルギー庁の補助金にて，坑内ボーリングや回収したコアを対象にした調査・分析等を行っている。
本論では，太平洋炭鉱時代に実施した抜水ボーリングから湧出したメタンの回収データを参考に，これまでの調査結果に新たに2018年度に行った各種調査・計測値を加え、岩石力学的特徴や，堆積学・堆積岩石学的知見から，白亜系メタンの成因や賦存形態を考察するものである。