資源・素材2019(京都)

講演情報(2019年8月9日付 確定版)

企画講演

自然力活用型坑廃水処理~実用化促進の取組~

2019年9月25日(水) 09:00 〜 11:35 第4会場 (C1 1階 講義室1(192))

司会:迫田 昌敏(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

10:45 〜 11:05

[2K0401-07-06] 薬剤添加が「JOGMECプロセス」の運転性能および菌叢へ及ぼす影響

佐藤 由也1、青柳 智1、稲葉 知大1、堀 知行1、○羽部 浩1、林 健太郎2、鷲尾 翼2、濱井 昂弥2、小林 幹夫2、酒田 剛2 (1. 国立研究開発法人産業技術総合研究所、2. 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

キーワード:酸性坑廃水、微生物処理、次世代シークエンサー、エタノール

硫酸還元菌(SRB)の働きを利用した“自然力活用型”坑廃水処理技術が、JOGMECによって検討され(JOGMECプロセス)、基礎・実証試験が重ねられている。JOGMECプロセスを高度に運転維持管理するためには、リアクター内通水量低下の原因となるバイオフィルム形成の抑制など、課題解決に向けた要素技術開発が必要である。そこで本研究では、有機物源を米ぬかからよりシンプルな薬剤にすることで、バイオフィルムの抑制を検討するとともに、プロセス性能やプロセス内菌叢に及ぼす影響を比較・評価した。米ぬかの代わりに様々な薬剤(コーンスティープリカー、エタノール、グルコース、乳酸等)を有機物源としてリアクターに添加した各種条件でJOGMECプロセスの運転を行い、硫酸還元活性等を確認するとともに、次世代シークエンサーを行いて系内の微生物群集構造を解析した。その結果、解析した様々な条件のサンプルにおいて、最優占SRBは米ぬかの場合と同様Desulfosporosinus属細菌であり、本菌がJOGMECプロセスの鍵になっていることが改めて裏付けられた。Desulfosporosinus属細菌がエタノールを直接利用できたことから、リアクターの嫌気度やバイオフィルム形成をより厳密に管理できる可能性が示唆された。

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