MMIJ 2019,Kyoto

Presentation information (2019/08/09 Ver.)

企画講演

History of Mining and Metallugy

Thu. Sep 26, 2019 1:00 PM - 4:50 PM Room-1 (Fl.1.,Build. C1. 172)

開催挨拶:日本鉱業史研究会会長 大石 徹 (日鉄セメント株式会社)
司会:久間 英樹(松江工業高等専門学校)、中西 哲也(九州大学総合研究博物館)

4:20 PM - 4:50 PM

[3K0101-07-07] A study on the role and effect of the Rotary mill’s axis

○misuzu komatsu1 (1. the yu-no-oku museum of gold mining history)

Keywords:rotally mill, mining mill, yu-no-oku type, kurokawa type, mill's axis

本研究では鉱山で使用された臼の総称を「鉱山臼」とする。

 鉱山では、用途と目的に応じて、回転臼、磨り臼、搗き臼など様々な鉱山臼が使い分けられていた。中でも回転臼には類型として「黒川型」、「湯之奥型」、「定形型」、「山ケ野型」、小型鉱山臼(=小型の黒川型)など、鉱山ごとに多様な特徴を有する。しかし、これらの回転臼の仕組みすべてが解明されているわけではない。穿り込まれた溝や孔、随伴する補助具など、再検証が必要である。
 このため本報告では、鉱山臼全体の継続的研究のひとつとして、回転臼の「軸」に着目した。また絵図等に描かれている回転補助具である「ワカネ」や「駒木」が実際に使用できるか検証した。

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