一般社団法人資源・素材学会 2020年度春季大会

講演情報(2020年1月24日付 確定版)

企画講演

亜鉛・鉛製錬の現状と今後の展望

2020年3月15日(日) 13:30 〜 16:20 第2会場 (6号館 2階 621講義室)

司会:中野 博昭(九州大学)、高須 登実男(九州工業大学)

15:05 〜 15:30

[1K62101-06-04] 小坂製錬鉛溶錬における錫への対応

○三輪 紘平1 (1. 小坂製錬株式会社)

キーワード:錫、鉛精製、乾式精製

小坂製錬においては、2008年にTSL炉が稼働し主要な原料が鉱石からリサイクル原料に転換した事を契機とし、Snのインプット量が急激に増加した。Sn増により鉛の精製時間が延長され、鉛生産性が低下したため、Snを除去するプロセスについて調査し、脱Sn能力の向上を図った。このプロセスにおいては、Snは酸化されてドロスの形態となる事で粗鉛から分離される。

また、回収されたドロスから金属錫を生産するプロセスも導入された。本プロセスにおいてはまずドロスを電気炉で還元し、Pb-Sn合金を得る。合金を電解液に溶解して電解し、4Nグレードの電気錫を製品として生産している。

本稿ではこれら一連のSn対応プロセスについて報告する。

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