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[1K62501-04-01] ナイジェリア連邦共和国における石油開発企業によるCSRの「開発目的」及び「企業目的」の達成度について
キーワード:CSR、開発目的、企業目的、ナイジャリア
ナイジェリア連邦共和国(以下、ナイジェリア)は、アフリカで最大、世界で12位の9,840万トン/年(2018年)の石油を産出する(BP 2019)。しかしながら、経済は低迷し、2018年の一人当たりGNIは1,960US$であり(WB 2019)、また、石油を巡る紛争も継続的に発生している。
このような中、ナイジェリアでは、石油開発企業によりCSR(Corporate Social Responsibility)が実施されている。当初のCSRは石油の安定的生産のための社会的ライセンスを獲得する「企業目的」を中心とするCSRであった。しかしながら、そのようなCSRには成果が得られないものも多く、一方で、世界的に、企業に対して行動規範の強化、社会への配慮が更に求められるようになってきた。このような背景の下、CSRは、「企業目的」の達成を中心とするCSRから、地域の開発を行い、それを通して、「企業目的」の達成を図る「開発目的」を中心とするCSRへと変化してきた。
しかしながら、「開発目的」中心のCSRについても、成功しない事例も多く、種々の問題点が指摘されている。このため、本報告では、ナイジェリアにおけるCSRを事例として、「開発目的」及び「企業目的」の達成度、その効果について検討する。
このような中、ナイジェリアでは、石油開発企業によりCSR(Corporate Social Responsibility)が実施されている。当初のCSRは石油の安定的生産のための社会的ライセンスを獲得する「企業目的」を中心とするCSRであった。しかしながら、そのようなCSRには成果が得られないものも多く、一方で、世界的に、企業に対して行動規範の強化、社会への配慮が更に求められるようになってきた。このような背景の下、CSRは、「企業目的」の達成を中心とするCSRから、地域の開発を行い、それを通して、「企業目的」の達成を図る「開発目的」を中心とするCSRへと変化してきた。
しかしながら、「開発目的」中心のCSRについても、成功しない事例も多く、種々の問題点が指摘されている。このため、本報告では、ナイジェリアにおけるCSRを事例として、「開発目的」及び「企業目的」の達成度、その効果について検討する。
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