11:05 AM - 11:35 AM
[2K61201-05-05] View point for Environmental Protection required for Deep sea Mineral Resources Development
Keywords:deep-sea mineral resources development, International Seabed Authority, environmental impact assessment, consensus building
現在、ISAは2020年を目標に開発規則の策定を急いでいる。その一方で、これまで世界を牽引してきたNautilus Minerals 社は資産精算手続きの段階にある。このように海底鉱物資源開発の将来が混とんとしているにもかかわらず、ISAの探査契約数は右肩上がりである。その理由の一つは、海底鉱物資源開発が陸上資源の代替を探すこと、将来の経済基盤を整備することなど、公共性の高い取り組みと捉えられているためである。また海底鉱物資源開発に付随する環境影響評価や管理計画も、同じように公共性が高いことから、科学的視点を基にして調和的に推進されることが重要と言われている。しかし科学とは一般の印象ほど堅固なツールではない。科学的な事実や証拠を大切と考えるのは重要であるが、科学に対して過度の期待を抱くことは、科学者に対して過度の権限を委ねることにつながり、本来の資源開発や環境保全の公共目的とは乖離してしまう可能性もある。
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