MMIJ Annual Meeting 2020

Presentation information (2020/01/24 Ver.)

一般講演

湿式素材プロセッシング

Mon. Mar 16, 2020 9:20 AM - 12:00 PM Room2 (Fl.2.,Build. 6. 621)

司会:吉村 彰大(千葉大学)、八木 俊介(東京大学)

11:40 AM - 12:00 PM

[2K62101-07-07] Development of scandium recovery from nickel laterite ores.

○Shinichi Heguri1, Tastuya Higaki1 (1. sumitomo metal mining co.,ltd)

Keywords:Scandium, Nickel laterite ore, HPAL

ニッケル酸化鉱の代表であるラテライト鉱は、HPAL法(High Pressure Acid Leaching、高圧硫酸浸出法)などの湿式製錬プロセスを用いて精製され、ニッケルおよびコバルトなどが回収されている。住友金属鉱山株式会社はHPALプロセスの工程液から希土類元素のひとつであるスカンジウムを回収するプロセス開発に取組み、回収技術を確立させ、商業生産を開始した。スカンジウムは燃料電池の電解質や正極に添加することにより高効率化や高寿命化が図られ、発電によるCO2の排出量削減が期待される。また、安定的かつ長期的な供給が可能となれば、アルミスカンジウム合金の航空機や自動車への適用拡大が可能となる。

本報告では弊社が取り組んでいるニッケル酸化鉱からのスカンジウム回収技術について紹介する。

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password