MMIJ Annual Meeting 2020

Presentation information (2020/01/24 Ver.)

春季ポスター発表

環境

Mon. Mar 16, 2020 1:00 PM - 2:00 PM 環境 (Fl.1.,Build. 6. 615)

1:00 PM - 2:00 PM

[2P0115-20-06] Field investigation of the Mn-contaminated acid mine drainage sites in Japan: Attempt to search and isolate Mn(II)-oxidizing bacteria

○Kohei Nonaka1, Santisak Kitjanukit1, Naoko Okibe1 (1. Kyushu university)

Keywords:Mine drainage, Manganese, Mn(II)-oxidizing bacteria

マンガン(Mn)は、地殻中に多く存在する金属元素の1つである。MnはMn2+イオンとして広いpH範囲で安定して溶存する。一般的な化学的Mn不動化処理では、Mn2+含有酸性廃水に中和剤を添加しアルカリpHとすることでMn(III)もしくはMn(IV)の酸化物として沈殿除去する。一方、Mn2+酸化細菌による酵素反応を利用すれば、中性pHにおけるMn2+酸化が可能となるため、酸性廃水処理における中和剤コストの削減が期待できる。本研究では、国内2ヵ所の休廃止鉱山(A鉱山・B鉱山)を調査対象とし、Mn2+含有坑廃水、および、排水路に見出される各種堆積物(黒色・褐色)について調査・分析を行った。坑廃水が弱酸性であることから、耐酸性のMn2+酸化細菌が見出されることを期待し、Mn含有堆積物の集積培養およびコロニーの単離を試みた。

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