MMIJ Annual Meeting 2020

Presentation information (2020/01/24 Ver.)

春季ポスター発表

鉱物処理

Mon. Mar 16, 2020 1:00 PM - 2:00 PM 鉱物処理 (Fl.1.,Build. 6. 615)

1:00 PM - 2:00 PM

[2P0121-29-05] Evaluation of the effect of activated carbon on bioleaching of refractory primary copper

○Kaito Hayashi1, Keishi Oyama1, Yuji Aoki2, Shigeto Kuroiwa2, Takeshi Hirajima2, Keiko Sasaki1, Hajime Miki1, Naoko Okibe1 (1. Kyushu university, 2. Sumitomo metal mining co.,ltd)

Keywords:Copper, Chalcopyrite, Enargite, Activated carbon, Bioleaching

近年の銅鉱石の低品位化に伴い、難処理性一次硫化銅鉱物からの経済性確保に期待が寄せられている。バイオリーチングは二次硫化銅鉱物に対してその有効性が知られているが、一次硫化銅鉱である黄銅鉱(chalcopyrite; CuFeS₂)や硫砒銅鉱(enargite; Cu3AsS4)に対してはその浸出速度、浸出量の向上が求められる。後者の一次硫化銅鉱においても、高温バイオリーチングでは効果的に銅浸出が起こるが、中温においては触媒等の添加による溶解反応の促進が必要と考えられる。本研究では、粗選後または精選後の一次硫化銅精鉱に対してバイオリーチングを行い、活性炭触媒の効果を比較評価した。

粗選後試料(17%; chalcopyrite、7%; enargite、36%; pyrite)については、活性炭無添加系で最終Cu浸出率が70%であったのに対し、活性炭添加に伴い一次硫化銅鉱の溶解が促進、0.3%添加系では99%以上を達成した。精選後試料 (8%; chalcopyrite、24%; enargite、10%; pyrite) についても、活性炭無添加系で最終Cu浸出率が60%であったのに対し、活性炭0.05、0.1%添加系では80%以上に向上した。浮選プロセスによる精鉱中の鉱物組成とヒ素(As)濃度の変化、それに対する活性炭の触媒効果の現れ方の変化を評価した。

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