MMIJ Annual Meeting 2020

Presentation information (2020/01/24 Ver.)

一般講演

鉱物処理・環境・リサイクル

Tue. Mar 17, 2020 1:00 PM - 4:30 PM Room3 (Fl.2.,Build. 6. 622)

司会:ドドビバ ジョルジ(東京大学)、綱澤 有輝(産業総合研究所)

2:00 PM - 2:20 PM

[3K62206-15-04] Examination of the optimal crushing method for the removal of LED devices from wasted straight tube LED florescent lamp

○Hikaru Ito1, Shuji Owada1, Yuki Tsunazawa2, Makoto Harita3, Hideki Terasaki3, Seichu Itsuki4 (1. Waseda University, 2. National Institute of Advanced Industrial Science and Technology, 3. Harita Metal Co.,Ltd., 4. Nomura Research Institute, Ltd.)

Keywords:wasted straight tube LED florescent lamp, recover of gallium, non-destructive removal of LED devises, electrical disintegration, cross flow shredder

近年,水銀蛍光灯から直管型LED蛍光灯への転換が起きている。それにより,一般に普及する直管型LED蛍光灯の量が増加し,同時に廃棄の増加が予想される。直管型LED蛍光灯のLED素子には金とガリウムが使用されているが,これらを同時に回収することは困難で,ガリウムが廃棄される現状がある。将来,5G化や電気自動車などの普及により,ガリウムパワー半導体の需要増加が予想され,ガリウムの回収および循環が求められる。共同研究者の一部は,これらLED素子からガリウムを回収する高温プロセスを開発しており,LED蛍光灯からLED素子を非破壊で剥離することができればガリウムを回収することが可能となった。
 そこで本研究では,試料に与える衝撃力が小さく,部品剥離に長けたクロスフローシュレッダ(CFS)と,異相境界面の優先破壊が可能であり,かつ,省エネルギー性が期待される電気パルス粉砕を用いて,LED素子を非破壊剥離する最適粉砕機および条件の検討を行った。
 各粉砕実験で得られた産物はふるい分けて粒群別に手選を行い,LED素子の剥離率および破壊率を測定した。また,これらの結果を基に,両粉砕機の粉砕機構を推定した。

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