MMIJ Annual Meeting 2020

Presentation information (2020/01/24 Ver.)

一般講演

開発機械/岩盤工学/資源開発技術

Tue. Mar 17, 2020 8:40 AM - 11:50 AM Room4 (Fl.2.,Build. 6. 625)

司会:羽柴 公博(東京大学)、武川 順一(京都大学)

10:50 AM - 11:10 AM

[3K62501-09-07] Cutting test of the cobalt rich ferromanganese crust under various conditions

○Junpei Maeda1, Kimihiro Hashiba1, Katsunori Fukui1, Masaki Hatakeyama1, Hiroyuki Odaka2, Kazuo Watanabe3 (1. University of Tokyo, 2. KAYABA SYSTEM MACHINERY , 3. Japan Oil, Gas and Metals National Corporation)

Keywords:cobalt rich ferromanganese crust, cutting tool, cutting force

本研究で扱うコバルトリッチクラストはマンガン団塊や海底熱水鉱床と同じく、新たな金属資源の供給源として注目されている深海底鉱物資源の一つである。コバルトリッチクラストは海山の頂部や斜面を薄く覆っており、採鉱のためにはこれを広い面積にわたって掘削しなければならない。しかし、深海底で岩盤を薄く広く掘削する技術は確立されていない。海底熱水鉱床は商業化のための実証実験の段階に進んでいるが、コバルトリッチクラストに関しては含有成分や生成過程、力学的特性に関する研究が行われている程度であり、掘削に関する研究はほとんど行われていない。そこで本研究では、コバルトリッチクラスト試料を用いて、様々な条件下で切削ビットによる掘削試験(切削試験)を行った。コバルトリッチクラストの切削過程を観察するとともに、切削ビットのビット幅や切削深さの違いによる切削機構や切削抵抗の変化について検討した。

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