一般社団法人資源・素材学会 2020年度春季大会

講演情報(2020年1月24日付 確定版)

一般講演

開発機械/岩盤工学/資源開発技術

2020年3月17日(火) 08:40 〜 11:50 第4会場 (6号館 2階 625講義室)

司会:羽柴 公博(東京大学)、武川 順一(京都大学)

11:10 〜 11:30

[3K62501-09-08] 二段土留め施工におけるアンカー工法適用による土留め壁の変位制御に関する研究

○濵中 晃弘1、前原 一稀1、笹岡 孝司1、島田 英樹1、佐久間 誠也2 (1. 九州大学、2. 青山機工株式会社)

キーワード:アンカー工法、切梁、土留め、N値

二段土留めとは,開削工法で用いられる土留め工法の一つで,地下構造物の形状や既存の地下埋設物の設置状況によって一次土留め壁と二次土留め壁を設置して土砂の崩壊を防ぐ工法である。土留め施工では,一般的に土留め壁の一時的な支持として切梁を用いているが,切梁の設計によっては地下の作業スペースが縮小してしまい,地下構造物の施工に悪影響を与える場合がある。そこで,本研究では二段土留め施工における作業場のスペースおよび安定性を確保することを目的として,一次土留め壁と二次土留め壁を拘束するアンカー工法の適用を提案し,数値解析によって各種検討を行った。その結果,アンカー工法の適用により二次土留め壁の変位量を抑制することが可能であり,土質条件や各種施工条件に応じて,切梁とグラウンドアンカーのハイブリッド型のシステムを導入することで,切梁の施工本数を減少させることができ,尚且つ効果的に二次土留め壁の変位量の抑制が可能であることが明らかとなった。

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