MMIJ 2021,Sapporo

Presentation information (2021/08/18 Ver.)

Poster presentation session with a short speeches

(Poster session & Short presentation) Earth & Resources Group / Environment & Recycling Group

Wed. Sep 15, 2021 1:00 PM - 2:36 PM Room-1 (Webex)

Chairman:Mayumi ITO (Hokkaido University), Kazutoshi HAGA (Akita University)

1:08 PM - 1:16 PM

[2K0206-17-02] [Student presentation:Master's Course] Development of a method for estimating the mixing ratio of mineral samples using reflection spectral data in visible and reflective-infrared regions

○Masahide Kishimoto1, Taiki Kubo1, Katsuaki Koike1 (1. Kyoto University)

Chairman:Kazutoshi HAGA (Akita University)

Keywords:Remote sensing, Spectroradiometer, Clay mineral, Reflection spectrum, Spectral unmixing

非接触非破壊で迅速かつ容易な鉱物組成の把握は,資源探査やトンネル掘削など,種々の分野で重要である。例えば,スメクタイトなどの膨潤性鉱物が岩盤中に存在すると含水によって体積が膨張し,これが坑道の崩壊を誘引し鉱山開発の障害となることがある。含有鉱物は通常XRDを用いて同定されるが,これは原位置で行えないために時間とコストを要し,タイムラグが生じる。その解決策として,リモートセンシングで用いられる反射スペクトルに基づいた鉱物同定法の適用が考えられる。衛星リモートセンシングでは,一つの画素に複数の物質の反射スペクトルが混在しているとみなし,各鉱物を端成分から推定するというSpectral Unmixingが広く用いられている。しかしながら,広域を対象とする衛星リモートセンシングと現場スケールでの分析では,取得されるデータの質や求められる解析結果の精度が異なる。そこで本研究では,現場スケールで工学的に適用できるリモートセンシング技術の開発を試み,その精度と有用性について検討した。

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