MMIJ 2021,Sapporo

Presentation information (2021/08/18 Ver.)

Special session

(Special session/Invite only) Recent research trends and case studies on the effective use of mineral resources

Wed. Sep 15, 2021 9:00 AM - 11:50 AM Room-5 (Webex)

Chairman:Wataru HAREYAMA (Iwate University), Kazutoshi HAGA (Akita University)

9:05 AM - 9:35 AM

[2K0501-05-01] Development of selective flotation from arsenic and molybdenum containing copper concentrates

○Hajime Miki1, Gde Pandhe Wisnu Suyantara1, Tsuyoshi Hirajima2, Yuji Aoki2, Shigeto Kuroiwa2, Keiko Sasaki1 (1. Kyushu University, 2. Sumitomo Metal Mining Co., Ltd.)

Chairman:Wataru HAREYAMA (Iwate University)

Keywords:Flotation, Arsenic containing copper concentrate, Molybdenite, Selective flotation

銅需要の増大に伴う高品位銅鉱床の減少等により、低品位銅鉱石や難処理鉱からも銅の回収が必要とされてきている。難処理鉱の中には、含ヒ素硫化銅鉱を随伴する場合があり、ヒ素成分の除去が必要となるが、選択浮遊選別における分離は困難であり、銅の鉱物処理における最も重要な課題の一つとされている。一方で、難処理鉱としてモリブデンを含む輝水鉛鉱を随伴する銅鉱石が知られており、モリブデンと銅を選択浮遊選別において処理するよりよい方法が望まれている。

本研究では、これら含ヒ素、含モリブデン銅精鉱からの選択浮遊選別による不純物除去の試みとして、高純度鉱物を用いての小型浮選試験、精鉱および鉱石を用いての浮遊選別試験を行い、含ヒ素銅鉱物、モリブデン鉱物、銅鉱物の選択浮遊選別が可能となる条件を見出した。前処理として酸化および還元剤を用い、銅鉱物を選択的に親水性にするという手法であり、選択浮遊選別の条件や機構は、XPS分析などにより検討を行っている。講演では、各種酸化還元反応の浮遊選別に及ぼす影響について、系統的に説明し、含ヒ素銅鉱物、モリブデン鉱物、銅鉱物の高い分離効果について示す。

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