(Special session/Open call for public) Wire Rope

[3K0201-10-06] Development of a non-rotating and high flexible rope

○Tsuyoshi Furuta¹, Katsumasa Hagi¹ (1. KOBELCO WIRE COMPANY, LTD.)

Chairman:Atsushi YAMAGUCHI (National Institute of Occupational Safety and Health, Japan)

Keywords:wire rope, non-rotating, wire rope sling

ワイヤロープには、負荷がかかると撚りが解ける方向に回転する性質(自転性)があり、クレーン等の用途においては吊り荷の回転や、ロープのからみ等に繋がるため、その場合は非自転性ロープ(3、4ストランドロープ)、もしくは、多層ストランドロープが使用されるが、構造上硬く、取扱性に劣る。一方、玉掛ロープにおいては、ロープに柔軟性が求められるため、上記非自転性ロープは使い難く、さらに端末の編込部が回転すると抜けが発生するため1本吊で使用できない。
そこで、主に玉掛ロープ用として、柔軟性と非自転性能を両立した新しいロープ開発を行った結果について報告する。