1:40 PM - 1:45 PM
[1209-27-09] [Student presentation: Master’s course]Mechanical propaties of the titanium film at the interface between LiF based molten solt and liquid Ce
Chairman:OsamuTakeda (Tohoku University), Hideaki Sasaki(Ehime University)
Keywords:Ce-Ti system, segregation, Vickers hardness
本研究では、チタンの薄板を直接製造可能なチタンの製錬プロセスの開発を目指し、金属CeとLiF系溶融塩の界面反応および偏析を用いたチタン薄膜の作製を試みた。チタン源として無水物を得やすいLi2TiF6を湿式法で作製して用いた。LiF-TiF3系溶融塩またはLiF-TiF4系溶融塩と液体金属Ceを所定の温度で反応させた後、温度700°Cまで冷却速度0.3°C・min-1で徐冷した。この後、室温まで炉冷し、試料を回収した。LiF-TiF3系溶融塩を用いて温度900°Cで反応させた試料からはCeと溶融塩との界面に膜厚40µm程度のチタン薄膜を確認できた。LiF-TiF4系溶融塩を用いた場合でも、温度900°Cおよび1000°Cで反応させた試料から、Ceと溶融塩との界面にチタン薄膜を確認できた。
薄膜の特性評価として、ビッカース硬さ測定を行った。結果、チタン薄膜のビッカース硬さは、JIS規格の純チタンや熱力学データから推定される濃度の酸素を含むチタンのビッカース硬さと比較して、高い値であった。
薄膜の特性評価として、ビッカース硬さ測定を行った。結果、チタン薄膜のビッカース硬さは、JIS規格の純チタンや熱力学データから推定される濃度の酸素を含むチタンのビッカース硬さと比較して、高い値であった。
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