MMIJ 2022,Fukuoka

Presentation information (2022/07/27 Ver.)

General Session

(General session) High-temperature materials processing

Thu. Sep 8, 2022 2:50 PM - 4:30 PM Room-2 (A12)

Chairman:Nobuyasu Nishioka (Ehime University), Hidehiro SEKIMOTO (Iwate University)

3:10 PM - 3:30 PM

[3208-12-02] Synthesis of YCl3 from YOCl and its separation

○Osamu Takeda1, Masayoshi Hoshi1, Xin Lu1, Hongmin Zhu1 (1. Tohoku University)

Chairman:Nobuyasu Nishioka (Ehime University), Hidehiro SEKIMOTO (Iwate University)

Keywords:Titanium, Recycling, Deoxidation, YOCl

金属チタン部材の製造工程では、切削くずなどの大量のスクラップが発生している。現状では、バージン材の溶解工程にチタンスクラップを混ぜ入れる希釈利用が行われている。しかし、今後、チタンの需要が増大した際には希釈利用に限界が来る。そのため、スクラップを精製して再利用するアップグレードリサイクル技術の開発が求められている。著者らは、現在、研究されている希土類金属の酸塩化物形成反応で補助したマグネシウム脱酸法に着目している。本脱酸法では、反応助剤としてYCl3を添加するが、チタンの脱酸に伴ってYOClが副生する。本研究では、それをYCl3に再生し、分離することを実験的に試みた。再生原理としては、炭素の共存下で塩素ガスを作用させるカーボクロリネーションを用いた。石英製の反応・分離装置を試作し、YOClのカーボクロリネーションを検討し、YCl3が合成・分離できることを確認した。さらに、MgCl2の共存下でも支障なくカーボクロリネーションが進行することを確認した。

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