13:16 〜 13:20
[2210-27-05] (学生発表:修士課程)重液選別と浮遊選鉱を用いた低品位リチア輝石からのリチウム精鉱回収と分離条件の検討
司会者:小山 恵史(早稲田大学)
キーワード:リチウム品位、リチア輝石、重液選別、浮遊選鉱
リチウムは電動化社会を実現するために必要不可欠な資源である。リチウム資源を大別すると、鉱石由来とかん水(塩湖)由来に分類できるが、近年、鉱石中のリチウム品位が低下し、これらに対応した生産技術の開発が期待されている。本研究では低品位リチア輝石を対象に重液選別と浮遊選鉱を採用し、リチウム精鉱の回収を目的とした分離試験を行った。重液選別に注目すると、5.0%以上(Li2O品位)の高品位かつリチウム分として80%以上を、沈降産物として回収し、鉱物処理としての有効性を確認した。浮遊選鉱法に関しては、現条件において十分な濃縮性が認められないことから継続的な調査が必要である。
講演PDFファイルダウンロードパスワード認証
講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。
現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)
[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください