○Kanon Mukojima1[Bachelor’s course]
, Wataru Hareyama1, Kenji Nishida2, Sato Yusuke2, Issei Mori2, Hiroki Ogata2
(1. Iwate university, 2. Obayashi corporation)
Chairperson: Mitsuaki Matsuoka (Kansai University)
Keywords:Groundwater and Soil Contamination, Peroxymonosulfate, AOPs, 1,4-dioxane
1,4-ジオキサンは、平成29年に土壌における環境基準が制定された物質であり、その効率的な地下水・土壌汚染の浄化技術の確立が求められている。既に不法投棄現場等では、1,4-ジオキサンによる汚染が検出されており、実汚染現場の対策・浄化に関しての技術的な課題が多いことが分かっている。1,4-ジオキサンは、生分解性が低い。また、土壌や活性炭などへの吸着性が小さく、水と混和し、沸点も水とほとんど変わらないことから、水と分離回収することも困難である。一方、促進酸化法等の化学的酸化分解手法であれば、比較的容易に1,4-ジオキサンを分解できることが分かっている。有機汚染物質による地下水・土壌汚染浄化には、近年、鉄イオンにより活性化させる過硫酸法(ペルオキシ一硫酸、またはペルオキソ二硫酸)が用いられるようになっている。本研究では、ペルオキシ一硫酸とケイ酸を用いることで活性化させ、1,4-ジオキサンを分解できることを明らかにした。
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