MMIJ Annual Meeting 2024

Presentation information (2024/02/02 Ver.)

General Session

3/18AM (General session) Rock Engineering / Mining techn

Mon. Mar 18, 2024 9:00 AM - 12:00 PM Room-1 (Fl.2.,Build. 6. 625)

Chairperson: Akihiro Hamanaka (Kyushu University), Kuniyuki Miyazaki (AIST)

(Presentation: 15 minutes allotted for lecture and 5 minutes for Q&A out of 20 minutes per presentation)

11:40 AM - 12:00 PM

[2K0101-08-08] Large-Scale Subsurface Cavity Excavation Analysis in Ground with Anisotropic Initial Ground Pressure: Finite Element Simulation Utilizing Damage Theory and Weibull Distribution

○Okita Ryosuke1[Master’s course], Hideaki Yasuhara1, Takahiro Fujii2, Kiyoshi Kishida1 (1. Kyoto University, 2. International Business Operations, NEWJEC Inc.)

Chairperson: Kuniyuki Miyazaki (AIST)

Keywords:cavity excavation, damage theory, FEM : Finite Element Method, pumped-storage power generation

電力需要が拡大している中,ピーク時の電力供給に安定性をもたらすことのできる発電方式として揚水式水力発電が注目されている.同発電方式では,地形上の制約や経済性を担保する目的から,中核となる発電所は数百mもの地下深くに建設されることが多い.
しかし,このような大深度地下空洞の掘削には,初期応力の解放に伴う山はねの発生や,初期地圧の異方性,地質条件把握の難しさなど,様々な問題が存在する.そのため,これらの問題を検討するにあたり,空洞掘削時の周辺岩盤の変形挙動や,破壊の発生を予測する必要がある.
本研究では,様々な初期地圧や地表面形状,空洞形状の条件下での空洞掘削による周辺岩盤の挙動について,損傷理論と強度変形特性にWeibull分布を導入した有限要素解析を用いて検討した.
解析の結果,地表面の形状によって空洞周辺の岩盤に進展する損傷領域に差異が生じた.また,側圧係数の増大に伴い,上下方向に進展する損傷が卓越し,その周辺には応力集中が確認された.さらに,空洞形状が円形の場合に損傷進展領域が最も小さく,方形に近づくほど大きな損傷が進展した.
今後は,実際の施工手順を模擬した解析手法の確立と,3次元解析への拡張を行いたい.

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password