MMIJ Annual Meeting 2024

Presentation information (2024/02/02 Ver.)

General Session

3/18AM (General session) Environment

Mon. Mar 18, 2024 9:00 AM - 12:00 PM Room-4 (Fl.3.,Build. 6. 635)

Chairperson: Keishi Oyama (Kyushu University), Kazuki Sugawara (Kitakyushu University)

(Presentation: 15 minutes allotted for lecture and 5 minutes for Q&A out of 20 minutes per presentation)

11:20 AM - 11:40 AM

[2K0401-08-07] Evaluation of carbon dioxide removal potential of various rocks for enhanced rock weathering as a negative emission technology

○Naito Yamashita1[Master’s course], Nono Kimotsuki1, Hkaung Htut San1, Frances Chikanda1, Susumu Norota2, Ryosuke Kikuchi1, Yoko Ohtomo1, Tsubasa Otake1, Tsutomu Sato1 (1. Hokkaido university, 2. Hokkaido Research Organization)

Chairperson: Kazuki Sugawara (Kitakyushu University)

Keywords:Environment, Enhanced rock weathering, Negative emission technology, Basalt, CDR potential

岩石の風化作用を促進(ERW)することにより大気中のCO2を炭酸塩鉱物として除去(CDR)するネガティブエミッション技術が注目されている。ERWでは岩石から溶出してCDRに寄与する陽イオン(Ca・Mg等)の含有量が重要であり、Beerling et al., (2020)ではそれらのイオンに富んだ易風化物質を主要な構成物質とする玄武岩を有力候補としている。一方、Renforth. (2021)では、全岩化学組成を基に岩石1トン当たりのCO2固定量(CDRポテンシャル)を評価している。しかし、岩石には粘土鉱物などの難風化物質も含まれるため、実際の岩石からの陽イオン溶出量を過大評価してしまう懸念がある。そのため、岩石の構成物質を考慮した有効なCDRポテンシャルを求める必要がある。本研究では、形成時期や成因が異なる玄武岩をERWに用いることを想定して、様々な岩石の易風化物質と産状を特定し、その含有量や化学組成に基づくCDRポテンシャルを求めて比較を行った。また、今後岩石のCDRポテンシャルを大量かつ迅速に評価していくことを考慮し、高度な技術を必要としない簡易評価法についても検討を行った。

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