10:40 AM - 11:00 AM
[1301-09-06] Evaluation of operating conditions and Mn removal performance in a mine wastewater treatment plant using Mn-oxidising bacteria
Chairperson:有馬 孝彦(北海道大学)
Keywords:Mn-oxidising bacteria, Passive treatment, abandoned mine
鉱業は金属や化石燃料など社会に必要な資源を供給する一方、鉱害といった深刻な環境問題を引き起こす可能性もある。既に操業が停止している休廃止鉱山においては、鉱害防止の観点から半永久的な坑廃水の処理が課題となっている。坑廃水の処理において広く使われる中和沈殿法では、高pHで沈殿するMnなどの重金属除去において、大量のアルカリ薬剤の投入が必要であり、多大なコストがかかっている。そのため、低コストかつ低環境負荷のパッシブトリートメントの坑廃水処理技術が注目されている。
本研究チームでは、Mn酸化菌を活用した坑廃水処理プラントを休廃止鉱山に設置し、処理効果を検証している。当プラントは、概ね90%以上のMn除去を示すが、除去能力が大幅に低下する期間が確認されており、プラントの安定的な運転条件の探索が課題となっている。そこで、本研究では、実験室で小型のMn処理リアクターを用いて、水温、溶存酸素濃度といった運転条件を変えてリアクターのMn除去性能を評価した。
本研究チームでは、Mn酸化菌を活用した坑廃水処理プラントを休廃止鉱山に設置し、処理効果を検証している。当プラントは、概ね90%以上のMn除去を示すが、除去能力が大幅に低下する期間が確認されており、プラントの安定的な運転条件の探索が課題となっている。そこで、本研究では、実験室で小型のMn処理リアクターを用いて、水温、溶存酸素濃度といった運転条件を変えてリアクターのMn除去性能を評価した。
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