MMIJ 2024, Akita

Presentation information (2024/08/07 Ver.)

Poster presentation session

15:15-17:15 (Poster session) High-temperature materials processing

Wed. Sep 11, 2024 3:15 PM - 5:15 PM Room-poster 5 (Clair, 1F,University Hall)

3:15 PM - 5:15 PM

[P078B] Viscosity Measurement of Waste Molten Slag for the Recovery of Valuable
Metals

○Yoshihiko Toshima1[Master’s course], Yasushi Takasaki1, Kazutoshi Haga1, Shigeru Kawamura1, Atsushi Shibayama1, Motohiro Sakamoto2, Fumiki Hosho2, Makoto Sato2 (1. Akita university, 2. Co. Kubota)

Keywords:Industrial wastes, Viscometry, Molten slugs, Metal recovery

産業廃棄物の処理方法の一つとして高温で溶融処理する方法があり、処理後の廃棄物溶融スラグは一般的に埋め立て処分されている。この方法では、廃棄物に含まれる金属は回収されないため、資源循環の観点からスラグ中金属の回収は重要な課題である。有用金属回収方法の一つに溶融スラグ中の金属粒子をセットラーなどで静置して分離する方法が考えられている。本研究では、溶融スラグ中の金属粒子の分離性を評価するうえでスラグの粘性が重要な指標と考え、スラグの物性値に着目して研究を行っている。本報告では廃棄物溶融スラグの粘度測定を行った結果を報告する。粘度測定に用いた試料は数種類の廃棄物溶融スラグとし、1300℃、1350℃及び1400℃にて行った。また、スラグの主要成分はSiO2、CaCO3、Al2O3であり、これらの組成を調整し低融点組成とした試料や融点を上昇させるアルミナAl2O3を添加した試料の試験も行った。その結果、低融点組成とした試料の粘性が低下する傾向を確認した。また、Al2O3の増加は粘度が上昇する傾向を示した。

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