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[P039C] Development of mobile rare metal recovery system using high performance ion exchanger (2) Optimization of the amount of sulfonation introduction in a composite cation exchanger
Keywords:Ion exchange, cation exchange resin, rare metal recovery, plating waste, recovery equipment
めっき工程は前作業,前処理,本めっき,後処理,後作業の5工程に大別され,高品質なめっき処理のために各工程で十分な水洗が行われ,大量のめっき排水が生じる.めっき排水は,めっき浴・回収槽・水洗槽からの排水に大別され,これらのめっき排水には,Ni,Cu等の重金属類の他,界面活性剤や有機光沢剤など各種添加物も含まれる1).めっき排水に含まれるNiやCu等の金属資源は,めっきの品質維持や資源の有効利用等の観点から可能な限り回収することが求められている.現在,これらの回収技術として処理量,回収効率,維持管理等の利点を有するイオン交換法が期待されている.筆者らは,めっき排水に含まれるNi(II)及びCu(II)の高効率回収を目指した高度イオン交換技術の開発を進めている.本研究では,本技術に用いる無機-有機複合型陽イオン交換体 (SiSCR) の構造最適化を目的にスルホン化導入量が吸着挙動に及ぼす影響について検討した.
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