MMIJ 2024, Akita

Presentation information (2024/08/07 Ver.)

Poster presentation session with a short speeches

(Poster session/Short oral-presentation) Environment / Recycling

Wed. Sep 11, 2024 1:40 PM - 3:04 PM Room-2 (102, 1F, General Education Bldg. 2)

Chairperson:菅原 一輝(北九州市立大)

2:32 PM - 2:36 PM

[2209-27-14] Development of purification technology for arsenic-containing mine drainage using Pteris vittata and biochar and evaluation of adsorbed arsenic stability on biochar

○Zhang Jiarui1[Master’s course], Sugawara Kazuki1 (1. Graduate school of The university of Kitakyushu)

Chairperson:菅原 一輝(北九州市立大)

Keywords:Pteris vittata , biochar, mine drainage treatment, arsenic

坑廃水は有害な元素を含み、人間と生態系に多大な悪影響を与えるため、適切な処理が求められている。従来の中和による凝集沈殿法は、化学薬品のランニングコストや中和沈殿物の処理に課題がある。この課題に対して、植物由来の生物資源を利用した浄化方法は、化学薬品利用量の減少と中和殿物による二次汚染の可能性を低減することが期待される。本研究ではヒ素含有坑廃水を対象とし、ヒ素蓄積および吸着能力を持つモエジマシダとバイオチャーを用い、生物資源活用型のヒ素含有坑廃水浄化プロセスを検証した。実験では、モエジマシダのヒ素吸収量を評価し、実坑廃水をモエジマシダと竹バイオチャーに通水させた後にヒ素濃度を測定し、両者の併用によるヒ素除去能力を評価した。両者に通水後の坑廃水中ヒ素濃度は0.0035 mg/L程度となり 、ヒ素の排水基準と飲料水基準をクリアするレベルまでヒ素濃度を低減可能であることが示された。一方で本プロセスではバイオチャーに吸着したヒ素の再溶出が懸念されるため、活性炭、竹炭、微粉炭、モエジマシダ生物炭に吸着されたヒ素の溶脱実験を行い、その溶脱挙動について発表では報告する。

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