MMIJ 2024, Akita

Presentation information (2024/08/07 Ver.)

Special session

(Special session) Fostering human resources and international projects for resource sector ranking with the world

Wed. Sep 11, 2024 9:00 AM - 12:00 PM Room-4 (203, 2F, General Education Bldg. 2)

Chairperson:安逹 毅(秋田大学)、柴山 敦(秋田大学)

(Presentation: 12 minutes allotted for lecture and 3 minutes for Q&A out of 15 minutes per presentation)

10:45 AM - 11:00 AM

[2401-11-07] International collaboration researches and outcome on mineral, energy, and water resources centered on foreign students and visiting researchers

○Katsuaki Koike1 (1. Kyoto University)

Chairperson:柴山 敦(秋田大学)

Keywords:International collaboration project, Mineral resource, Geothermal resource , Water resource, Human resource development

著者らの地球資源学講座地殻環境工学研究室では,毎年博士後期課程への留学生や外国人客員研究員を受け入れ,出身国の鉱物・エネルギー・水資源の分布形態,物理・化学的性質,量,成因,形成プロセスをテーマとする研究に取り組み,出身の大学や研究機関との共同研究として現地調査を行うことも多い.これまで鉱物資源としてはインドネシアのラテライト型ニッケル鉱床や斑岩銅鉱床,エジプトのカオリナイト鉱床,中国の鉱脈型錫鉱床などを対象とし,地球統計学を用いて品位の3次元分布や高品位部の形成要因などを明らかにした.エネルギー資源としてはインドネシアの石炭,および同国とタンザニアの地熱を対象とした.地熱研究ではSATREPSプロジェクト(実施期間2014 年5 月~2020年3月)とその後2年間のaXisプロジェクトにより,リモートセンシング・地球化学・鉱物学・数理地質学の手法を統合して生産井設置に最適な蒸気スポットを検出できる技術などを開発し,その検証として2地点で深度長500 mのボーリング調査も実施できた.水資源としてはベトナム,エジプト,モザンビークにおいて衛星リモートセンシング画像解析,地質調査,物理探査などにより沿岸域の水質,土壌塩害化リスク,地下水資源ポテンシャルの評価を行った.このような取り組みは学位取得や学会発表,国際誌への論文掲載だけでなく,教員を含めた研究室全体の資源分野での人材育成や国際的視野の拡大に少なからず貢献している.これまでに得られた研究成果や効果,今後の課題等について紹介する.

講演PDFファイルダウンロードパスワード認証

講演集に収録された講演PDFファイルのダウンロードにはパスワードが必要です。

現在有効なパスワードは、[資源・素材学会会員専用パスワード]です。
※[資源・素材学会会員専用パスワード]は【会員マイページ】にてご確認ください。(毎年1月に変更いたします。)

[資源・素材学会会員専用パスワード]を入力してください

Password